本年9月11日(土)に粕屋4町合同起業塾で創業体験談をさせていただきます。
その事前資料を作成したのですが、今までの自分をアウトプットしている気がするのでWithのGiver(お客様)にも知っていて頂けたら嬉しいかな。と、思ったのでブログに載せました。
2時間程度で作成したものなので、誤字脱字等はご容赦ください。
コーヒーに対してというよりも、ビジネスをするに至った経緯、ビジネスするに当たってのハマダの前提条件的な感じですね。
ちょいと長いので、ちょーーーーーー暇な時に読んで頂けたら嬉しいです。
押忍!
開業前
1 自己紹介
⑴ 濵田 孟士
1983年6月5日生
鹿児島県生まれ、札幌・熊本育ち
⑵ 2002年4月〜2016年7月
福岡県警察官
・主に交通部門で勤務
(白バイ・パトカー乗務員)
・退職時の所属は警察学校の助教として勤務。
警察官の仕事はとてもやりがいがあるが、因習打破出来ない組織に辟易し
65歳まで“すがりついてまで“勤めあげることを断念。
得たコト
・プロ意識を持つこと。
・面倒臭い事から逃げない・自分に負け
ない・最後まで諦めないこと。
・失敗を恐れないこと。
・失敗は反省し、全部忘れて次に活かすこと。
・コツコツ積み重ねること。
・老若男女問わずに接することができること。
・観察力・洞察力・第六感が鍛えられたこと。
上記の点は、主に以下2点から得られました。
・全国白バイ大会の全国選手を4年務めたこと。
(マジでしんどかったです…)
・白バイ・パトカー乗務員として務めたこと。
(仕事の裁量権が比較的自分にあって良かった。)
⑶ 2016年9月〜2016年12月
株式会社日○リフォーム
・マイナビ転職で見つけたリフォーム提案会社に転職したつもりが、超○ラック企業
の外壁塗装訪問販売の会社だった。
・入社二ヶ月後には社内のトップセールスアポインターになる。
警察の時より月収UP!するも…ピンポンして同じ事を繰り返し話すことに四ヶ月
で飽きて退職。
得たコト
・モノを売るには並並ならぬパッションが必要なこと。
・自ら出向かないとお客様はなかなか見つからないこと。(待ちの姿勢は厳禁!)
・逆に、待ちの姿勢でもお客様を見つける方法を考えること。
⑷ 2017年1月〜2017年2月
株式会社○―トホーム
・警察から転職した際に⑶の会社を選び⑷を蹴ったにもかかわらず⑷に再転職。
⑷の社長に“⑶辞めるんですよー”と伝えると“ウチにおいで”と言われ抜けしゃあし
ゃあと転職。
・入社し暫くすると、社員間で“今月給料出るんかな…”なんてヒソヒソ話をしている
のをよく耳にしていて会社に対して疑念が湧く。
・⑷の目の前にある道の駅内にある自家焙煎喫茶店“焙煎屋”で昼食後に飲んだコーヒ
ーを人生で初めて“美味しい!”と感じる。
・宅建の勉強していたけど、コーヒー勉強したくなって⑷を退職し焙煎屋様にアルバ
イト入店
得たコト
・この会社ヤバイ(経営が)…と思ったらすぐに辞めること。
・環境は自分の心が決める。ということ。
・環境が人を変えることはなく、常にその人自身の意思がその人を変える。
(立場は人を変えると考えられる。)
因みに⑶・⑷共に倒産してしまったそうです…
⑸ 2017年3月〜2018年5月
コーヒースキルを磨き経営ノウハウを探す旅。
小さな喫茶店から緑色のエプロンのカフェまで色々なところで働き得たコトを列挙
してみます。
・コーヒーは人を魅了し、人を繋ぐ農産物だと思った。
・コーヒーは思考させてくれる。
・コーヒーはロジカル前提のアートであるのかな。
・コーヒーの修行は量より質。
・コーヒーは沼。
・ビジネスはやろうと思えばすぐ始められる。
・ビジネスは走りながら考えた方が良い。
・ビジネスは人脈では無く、“知っている人”を知っていれば良い。
・ビジネスは下手な鉄砲を沢山撃っておけば、概ね良い所が見つかる。
・ビジネスはTTPだけど、パクり方が下手だとつまらなくなる。
・ビジネスはブレないビジョンがないとダメ。
・コーヒーもビジネスも考えるのは大切だけど、考え過ぎはダメだろう。
⑹ 2018年5月〜
Withcoffee開業、福津市津屋崎で週一のみの営業開始。
・意外にもGiver(お客様)がきてびっくり。
2018年10月〜
・なんとなくいけそうな気がしたから、福津市中央に独立店舗を構え現在に至る。
毎日、あくせく楽しくやっています!
2 なぜ商売をはじめようと思ったか。
⑴ 仕事の裁量権を自分だけに持ちたかったから。
訳の分からない上司の指示は聞きたく無い。
休みたい時に休みたい。(店してたら休めないけど…)
自分が雇用した人は自由に暮らせる様な組織にしたい。
⑵ コーヒーは極めようとしても一生極めれそうにないと思ったからコーヒー屋をしよ
うと思った。
飽きっぽい性格なので、コーヒーは飽きる事が無いと感じた。
⑶ 必要な分稼いで、必要な分働く会社を作りたかったから。
目指せ。ネオ資本主義!(資本主義からの脱却は無理だと思ってます。)
3 不安はありましたか?また、具体的にどんな不安がありましたか。
ありませんでした。
確か開業当初の損益分岐点が28万位だったと思うので、いくらなんでもこの数字
を下回ることはないだろう…と考えてたので。
現在
4 今の経営課題や、今後どの様に展開していきたいかをお聞かせください。
⑴ 経営課題
・ 通販サイトの売上向上
コーヒー豆以外の商品の充実
・ 1.5店舗目の円滑な経営
内部資源の活用
⑵ 展開
・ 自分自身のパッションが届く範囲内での店舗展開を目指す。
先輩としてのアドバイス
5 開業前にしっかり準備すべきだったと思うこと。
走りながら考える。という前提だったので特には無いですが…あるなら2点。
①物販の価格設定とディスプレイ。
②準備すべき。ということでは無いですが、お店を作る。会社を作る。ということは資
本主義の波に乗る。ということを認識しておくべき。
CASH IS KING!
この言葉を絶対に忘れてはいけないと思います。
やりたい事で生きていきたいんだー!
カフェやってやるんだー!
インスタすればお客さん沢山来るでしょー!
って方をたまにお見受けしますが。
あ、あのー…そんな甘く無いですよ。コーヒー屋に限らずビジネスをやる。ということ
はお金稼いでなんぼです。その後に自分のやりたい事や理念を体現していくことだと
思います。やりたい事は稼いでからですね。
素晴らしい会社もお店もお金を稼いでいるから、やりたい事ができてるんです。
E・S・B・IのBにならないと、真にやりたい事はできないと思います。
その他
6 開業前から現在に至るまで、商工会をどの様に活用されていますか。
補助金・助成金の情報、労務、税務関係等の経営に欠かせない内容を定期的に収集する
場にしている。
各士業の先生方と繋がれる場である。
自分の場合は小竹さんとの出会いがなければ、間違いなくWithcoffeeは今の様に発展
していません。
経営についての知識が乏しい方は入会することをオススメします。